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  • 執筆者の写真natsukonext

スキドコwith高校生-2018年10月4日スキドコのラジオ


この日のスキドコのラジオはスペシャル企画、

新川高校の放送局3人と一緒にお送りしました。

今回、実は、彼女たちの高文連に出す作品(5分ほどの番組制作)に、

「好きはどこから生まれてくるのか?」というテーマで活動している私を取材したい

とのオファーをいただきまして、ちょっと前から動いておりました。

2回ほど打ち合わせをした中で、色んな人の「好き」のお話を聞いてみたいということで、

じゃぁ、せっかくだからスキドコのラジオの番組内でメッセージを募ってみようということで、リスナーの皆さんにお願い。

お題は「高校生の時に好きだったこと、そしてそれは今の自分にとってどうなっているか」でした。


この日の朝の「FMキャッチボールラジオNo.1」でも、深澤さんにお願いをして、

このお題でメッセージをくださいとお願いをしまして、本番を迎えたわけですが、

本っ当にたくさんのメッセージをお寄せいただいて、とても嬉しかった!

そして、改めて「好き」の話って面白いなと再確認する機会にもなりました。


○2018年10月4日(木) 21:00- スキドコのラジオ

 スペシャルゲスト:新川高校放送局 フジタさん、ヒラヤマさん、ナカマタさん


好きってなんだろう?を考えてみる


この放送の4日前くらいに、再度打ち合わせをした時に、

自分たちの好きなものはなんなの?って質問に対して

それぞれにすごく色んな思いを持って今活動していることがわかるし、

きっとそれらが将来の自分たちを作るんだろうなぁって思いながら、

そしてそれってこういうこと?と掘り下げながら、傾聴を重ねていきました。

「あぁ、そうか」とか、

「そうかもしれません」とか、

何かしら自分の中に気付きや発見があったみたいで、すごく嬉しかった。

自分たちだけで話していた時には出なかった発見があったようで、

これこそ、彼女たちよりも少し長く生きているからこそだなーと感じたこと。


また今回のリーダーのフジタさんは、好きなことが分からないというタイプで、

私と同じだよって言いながら、

でも「好き」ってカテゴリーに入っていない(入れて良いか遠慮していることも)だけで

きっとやっててワクワクすることや面白いことってあるでしょ?って聞いていくと、

実は原稿を書くのが好きだったとか、いつも図書館で本を読んでいたとか、

色んな好きの種が飛び出してくるんですよね。

それがきっと、未来の彼女たちの原動力になるんだろうなぁと、

本当に感じるのです。


最初は「好きなものがない、分からない」と言っていたのに、

もしかしたら放送が好きって言えるのかもしれないって言ってくれた時は、

ちょっとジーンと来てしまった。


「好き」や「やりたい」を大人が抑圧してしまうこと

高校生とか、大学生って、将来何になりたいのか?ってことに

初めてぶち当たっている世代で、

その中で「やりたいことってなんなの?」

「好きなものってなんなの?」

「(漠然と)好きなことを仕事にしたい」と思っているんですよね。

それに懸命に悩んでいる中、

例えば「放送の仕事がしたい」「役者になりたい」

「絵を描いて食べていきたい」「音楽をやりたい」...

みたいな夢を語った途端に、

そんなんで食べていけると思っているのか、とか

それになれるのは一握りの人しかいないんだから...とか

先生や周りの大人が夢をへし折っていくこともままあることだと思う。


このスキドコをやっていて大事だと思うのは、

「好き」には色んな好きがあって、色んな気持ちが入っているということ。

いつも「好きを分解すると?」と聞いていることと同じことで、

もしやりたいことがあると言うなら、

どうしてそれがやりたいのか、

どこに惹かれているのか、

どんな瞬間を夢見ているのか、を聞くのはすごく有効だと思っている。


音楽が好き、音楽を仕事にしたい場合、

そのどこが魅力なのかがわかれば、他の仕事の可能性を提示してあげることが出来る。

その魅力を感じている部分は、この仕事にも共通するよ、実はこの仕事にもそう言う側面があるんじゃないか?って言うことを大人が教えてあげることで、

仕事の見え方が変わるんじゃないだろうか。


何がやりたいのか、その世界がまだまだ狭い子どもにとって、

自分の近くにある、イメージできる、目に見えている世界の職業を

なりたいものの固有名詞にするのは当たり前だと思う。

それをどう拾ってあげて、広げてあげるのかが、大人の役割だなーと感じるのでした。


ぜひ、年頃の子どもがいるお父さん・お母さんは、

そんなやり取りをしてみて欲しいです。


学生の時に、業界研究だなんだ私もやったけど、

就活って、固有の、固まりきった業種や業界から入る傾向があったなぁと思っていて、

既存にある「仕事」の枠にどう自分をはめられるかなんだと思う。

でも、これから仕事のスタイルや、既存の仕事が無くなり新しい仕事が増えていく中で、

自分が一番楽しいと思える瞬間は何なのか?どんな世界が好きなのか?を知り、

そこからそれを味わえる可能性がある場所はどこかを考えるのが良いよな。

もしかしたら、私たちが学生の時も、そうやって教えてくれてたのかもしれないけど、

その当時は分からなかったなぁ。


おめでとう!そして一緒にがんばろー

高文連地区大会の結果は、

・ラジオ部門 8位(23校中)

・アナウンス部門3位(78人中かな?)

・総合     1位!!

ということで、無事全道大会に進めるそうです。

おめでとーーーーーーーーー!!!

全国大会常連校だし、昨年は全国優勝もしている実力のある学校なので、

もし結果が悪かった時、テーマが悪かったってことになったらどうしようと思っていて

ドキドキしていましたが、肩の荷が下りるというか、ホッと致しました(笑)


最終的にどういう形で完成させたのかはまだ聞けていないので、

「スキドコのラジオ」のどこかでぜひ放送したいと思っております。

こちらはまた詳しく情報アップしていきたいと思います!

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