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  • 執筆者の写真natsukonext

自分が出来ることってなんなんだろうか?-2018年11月15日スキドコのラジオ

ついに15人目、数珠つないできたなぁ、と実感します。

youtubeのスキドコのラジオのアーカイブ一覧を見ると

いろんな人に出てもらったその軌跡を振り返ることが出来るので

最近はそれを眺めてるのが好きです。


○2018年11月15日(木)スキドコのラジオ

 ゲスト:野口繁太郎さん

 好きなこと:キャンプ!

 好きを分解すると:ワクワク・ドキドキ

1948年創業の「野口染舗」、5代目の野口繁太郎さんがゲスト。

職業は?という質問から、

「悉皆業(しっかいぎょう)」っていう言葉が出てきましたね!

初めて聞きましたね。

「ことごとくみな」ということらしいのだけど、着物に関すること全てサポートします

という意味だそうです。

野口染舗のWEBサイトはこちら→野口染舗










10の質問はキャンプのお話から始まったのですが、

やっぱり、着物のこと、仕事のことの方がいいですよねって話になり(笑)


好きなこと=着物じゃないんだなっていうのが最初の印象で、

家業になっている訳なので、好きとかそういう範疇ではないのかもしれないな...と

最初のやりとりで思ったことでした。


「着物をもっと身近に」

「着物をもっと身近に」をテーマに本当様々な仕掛けをされていて、

どうやって着物をワードローブの1つに着物を入れられるか。

いつも着てもらうではなくて、1つの選択肢になるようにしたいというのが

繁太郎さんの1つの目標。


家業として当たり前のように着物が身近にあった繁太郎さん、

繁太郎さんが留学したときに、自分の国のこと、文化のこと、着物のことを

全く海外の人に説明できなかった経験が、今の家業を継ぐきっかけになっている。

語ることもできない、着ることもできない、なんで出来ないのか?

(詳しくはぜひ繁太郎さんのお話、

 本当いい声&お話上手なので聞いてください。30:40くらいから)


その時の「恥ずかしかった、悔しかった、情けなかった気持ちが今でも忘れられない。」

という衝撃が、今も繁太郎さんの原動力になっている。


家業に向き合うと言うことは、誰にでも出来る体験じゃない。

昔は家業を継ぐことが当たり前で、職業を選択すると言うことはとても特別なものだったのだろうけど、今ではそっちの方が少数派。

代々続いている「家業」ってすごいな、と改めて思うところ。

圧力、重さ、時間、いろんなものが詰まっている。


「自分が出来ることってなんなんだろうか?」


誰しもが考え、悩むこと。

自分が出来ることって何か?

自分がやりたいことって何か?

自分が好きなことって何か?


その思いの量は違えど、誰しもが一度は同じことを考えるんじゃないだろうか。

自分の人生や出会いにどんな物語を描いて、

自分が出来ることってこれだと言う「正解」を導き出すか、なのかなと

今現在の私は思っている。

自分が出会って来たものからしか自分は生まれてこないことを思えば、

やっぱりその答えも自分の中にしかないんだろうなぁ。


(飲食業のバイトを始めたときに人を喜ばせる・喜んでもらうことが

楽しかったっていう経験も、今の繁太郎さんの色んな活動の源泉になっているのかも

しれないなと思いました。)


しげさん、ありがとうございました!!


本日のスキドコの音楽はこちら。

シャネルズ(ラッツ&スター) ハリケーン


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