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デザインも「好き」をつくる仕事かも-2018年4月26日の「スキドコのラジオ」
更新日:2018年6月18日
GWいかがお過ごしですか?
PM2.5の影響でもやがかかったりなどしていますが、
全体的にお天気が良さそうですね!
桜のつぼみもどんどん開いてきております!
「好きを分解する」展が落ち着いたら、ゆっくり散歩したいなぁ...
冬から春になり、空気が緩んでくるときのワクワクやふわふわな気持ちになるとき、私も地球に生きる生き物なんだという実感を感じます。やっぱり寒さ=死と隣り合わせであることを感じるんですよね。それは暖かい地域に旅行などをするときも同じ感じがします。
さて、今週も、「好きを分解する」展スペシャルということで、
ゲストは、今回の展示のデザインを手がけていただきました、
札幌のデザイン会社「COMMUNE」の代表である、上田亮さんです。

今回の展示のフライヤー、本当にきれいで、
街中のフライヤーの中でも、すごく目を引くものにしていただくことが
できました!!!!!本当にありがとうございました!
○「スキドコのラジオ」2018年4月26日(木)21:00〜
ゲスト:上田亮さん(アートディレクター・グラフィックデザイナー)
好き :デザイン
上田さんとは、前職のトマム広報時代からお仕事をさせてもらっていて、
一番印象深いのは、このときの仕事ですねー。
当時のスノーリゾートのポスターの中で、群を抜いてかっこよかった。
今回のデザインも、お店に持っていって置いてもらえないか頼むと、「いいですよ〜」とご快諾いただくのですが、このときも、ショップとかでは、すごく好まれた記憶がありますよね。かっこよかったなぁ。
デザインとは何か?という質問に、
「好きをつくる」仕事と言えるかもね。と言っていましたが、
確かにそうですね。どうやって好きになってもらえるかを考える仕事としては
私と一緒かもしれません。デザイナーが好きをつくる仕事であれば、広報PRは「好きを育てること」になるなと私の中で整理できました。
近い業界の人とのお話も、遠い業界の人とのお話も、
共通点があって面白い...というのが私の中にはいつもあって、
この「好き」というものの中でも、色んな共通点や相違点を見つけていくというのが
楽しいなぁと思うのでした。
ちょっと話が飛んでしまいましたが...
「好き」とはどんな感情ですか?というところで、
自発的に選んだものであって、何も考えず直感的に好きだと思えること、そして自分らしいこと(要約)と言っていました。
これって、すごく当たり前のようで、結構難しい(後から思ったこと)。
自発的に選ぶというのは、やれていそうでやれていないんじゃないか。
見方によっては自分の仕事を否定する話になるんだけど、
好きをつくろう、好きにさせようと思って動いている世の中の仕組みがやっぱりあって、私の仕事も、好きになってもらえるように仕掛けているとも言えるのですよね。
もちろん世の中にとって、よい(と信じているもの)ものを広報する仕事をやりたいと思っているんだけど、そう言い切れない事案もやっぱりないとは言えないわけです...
世の中では、お金の力や宣伝・広報・PRの力によって、「好き」を作る力は強くなり、そこに巻き込まれることで「好き」にならされてしまうということも多々あると思います。
あなたの「好き」は、本当に自発的に選んだものですか?って言われたら
胸をはって「もちろん!」と言える人はどのくらいいるもんだろうか。
自発的に選ぶ、直感的に好きだと思うっていうのは、
そんな世の中に流されずに、選択したものであって、さらに自分らしいこと
という「好き」の基準のような話だったなと思います。
(これが、あの本番中に言えたら良かったのになぁ...)
ワークライフミックスという話も、本当に共感するところです。
私のここ数年も、完全にワークライフミックスと言えるところが多いです。
仕事も暮らしも、もっと上手にミックスしていけたらいいなと思っています。
上田さんがMEET.というレンタルスペースを持ち、
オフグリットを目指すカフェ、PHYSICALをスタートして、
何か「コト」を起こしていく場を持つってことの強みをすごく認識した記憶があります。
仕事ともプライベートとも分けすぎない、ゆるく曖昧なところで起きる出来事が、結果的にワークもライフも面白くしていくというスタイルは共感するし、尊敬もしています。
私もそうありたいし、そういう場所づくりに憧れるところもあります。
(でもこのスペースを維持管理するって半端なことじゃできないなと...。)
PHYSICALがリニューアルしてから、全然ゆっくり伺えてなくて、
お酒も飲みながら美味しいお料理食べたいなぁ...

そうそう、今私のネイルは、
「好きを分解する」展のフライヤーデザインになっています^^
上田さんも喜んでくれて良かった!
私もめっちゃお気に入りです。黒のドットがデザインを引き締めて、ぐっといい味を出してくれます。
さて、「好きを分解する」展も、残り1週間となりました!
今日はこのあと、特別イベント、
「スキドコロジーvol.01 哲学編」ということで、「好き」を哲学の分野から紐解いてみるという会を開催します。
もしお時間があれば、当日受付可ですので、ぜひご参加ください。
会費は2000円です!
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スキドコロジーvol.01
北海道情報大学 三浦 洋先生
日時:4月30日(月・祝)16:00〜17:30
場所:赤レンガテラス 5階 眺望ギャラリー「テラス計画」
参加費:2000円(当日支払い可)
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今週の上田さんから教えてもらった「スキドコの音楽」は、こちら。
キャンプなんかのときに、よく聞いているそうです。
上田さんとはキャンプ仲間でもあるんですが、2017年は全然できなかったので
今年は色んなところ遊びに行きたいものです。
Don't Give Up-The Whitest Boy Alive
次回のゲストは、アートコーディネーターの斎藤ふみさん。
札幌国際芸術祭では、マネージャーとしても活躍しており、
ふみさんに出会うきっかけになっています。
ふみさんは、私の先生のような人で、アートや美術のことでわからないことや
モヤモヤがあったときに、ぶつける先として、いつもお世話になっていました。いつも丁寧に聞いてくれて、一緒に考えてくれます。
GW明けに東京にお引越ししてしまうということで、
その前にスキドコのラジオ出て!ということでゲストインです。
東京いっちゃうの寂しいけど...東京に行ったら泊めてもらうところができた笑
お楽しみに!