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自分が自分のなりたいものになって道を歩こう-2018年9月27日スキドコのラジオ
随分と放置していた、スキドコのラジオアーカイブ、
10月のバタバタが落ち着きまして、やっとブログ更新です。
10月7日、札幌中心部に完成した「札幌市民交流プラザ」のオープンや、
10月10日から14日まで開催されていた「No Maps」というイベントなど
盛りだくさんの10月前半、そしてその残務に追われる後半。
お待たせしました!浅沼修さんのアーカイブアップです!
○2018年9月27日(木) 21:00〜 スキドコのラジオ
ゲスト:浅沼 修さん(シンガーソングライター・詩人・自由人)
好きなこと:ぼんやりする時間を楽しむこと
好きを分解すると:落ちつける(ニュートラルな状態)、感情がない状態
スキドコの輪の流れを一旦中断しまして、スペシャル回を数回に渡って
お送りしていく1週目、この日のゲストは、浅沼修さんです。
浅沼さん、最高だったなー!
O.A終わった後も、30分以上そのままお話をしておりました。
キャッチボールラジオの深澤さんに、
「永久保存版くらいよかったよ!」と言ってもらいました^^
写真、めっちゃ嬉しそう、私。

自分で作っていいんだって思った
浅沼さんは17歳の時に作詞作曲をしたのが、
「時計台のある街」
今も浅沼さんが大事に歌い続ける名曲ですが、
なんと一時期まで、作者不明のものとして扱われていたのだから驚きです。
浅沼さんはそれを、長い時間をかけた実験としてやってたというから、さらにビックリ。
自分が作った作品が世の中にどう残っていくのか、
ある意味泳がせていた...ような感じかもしれない。
「時計台がある街」が浅沼さんの元に帰ってきたのが、
1980年、STVアナウンサー・喜瀬ひろしさんがレコードを出す際に、作詞作曲者として浅沼さんの名前を記載した時だったそう。
さらに、2011年のCDを出したときが、作詞作曲・歌が浅沼修さんになったのだと。
「作者不明ってかっこいいじゃない。
そう言うことをやっちゃうのが、なっちゃん、詩人の感性なのさ」と笑
あー、最高。
まだ、「シンガーソングライター」というジャンルがない時代、
自分で作詞作曲をする人が少なかった時代、
なぜ浅沼さんはそれを始めたのか、聞いてみたかったことでした。
当時、プロではシンガーソングライターはたくさんいたと思う、
やっぱりすごかったビートルズがいたけど、
ビートルズの歌をコピーする人、影響を受ける人は多かった中で、
浅沼さんは誰かに許可をもらわなくても、自分で作っていいんだなーって。
その精神をコピーしたんだと言う。
ぼんやりするためには徹底的に向き合う必要がある
浅沼さんが言う、「ぼんやりする」っていうのには
たくさん考え、整理し、出し切った後に訪れる時間のこと。
ただ、ぼーっとするのとは違う。
ニュートラルであり、無になるときなのかなと。
浅沼さんいつも本当にたくさんのことを考えているんだと思う。
そう言う、アウトプットの後の、
「ぼんやりとする時間」ってすごい気持ち良いのだと言うのは、
何度か経験している。
(ぼんやりする≒放心状態 とも言えるかも...)
今までの人生を整理したいと言う、浅沼さん。
今まで何を考えてきたか、何をしてきたか、
溜まっている引き出しの中を整理したい、整理した後、
またぐっちゃぐちゃにする、そうしておかないと人生面白くないって言う話が
とっても面白かった!
もういちいち、浅沼さんが発する言葉が、とても刺激的で、詩人である浅沼さんの力をとっても感じました。
そして、「私も何者かに早くなりたい」という話の中で、
誰かに求められるのが一番難しい、自分でなりたいものになれ!
って言う言葉もとっても響いた。
例えば、詩人になりたい、自分は詩人であると決めたとき、
自分の一挙手一投足が「詩人」としての身ぶり、考え方、スタイルになるだろう?と。
そうなればいい。
そう言う気持ちで生きて、振る舞えれば、
実態が付いてくるのかもしれない。
人から「詩人」って言われることを密かに待っている人って気持ち悪くない?って。
あー、最高だな、浅沼さん。
自分の熱量だけで生きることが一番簡単だよと。
君に会いたい
放送終わり間際の、生演奏「君に会いたい」は、本当に本当に最高でした。
浅沼さんに生で歌ってもらうなら、これともう早々に決めていて笑
せっかくスタジオで歌ってもらってるのに、ヘッドフォンで機械を通すのもったいなくて、
ヘッドフォン外して聞いておりました❤︎
生の歌声の音圧や、ハスキーな歌声、小さな息遣い、
やっぱり生で聴くっていいですね(涙)
コンサートあります!

そして、浅沼さんのコンサート「時計台のある街」、いよいよ来週10月25日(木)です!
日時:10月25日(木) 開場18:00 開演18:30
場所:札幌クラップスホール
料金:前売3,000円 当日3,500円
チケットは、クラップスホール、三角山放送局、オフィスキャッチボール、大丸プレイガイドで発売中です。
時計台も改修が終わり、綺麗になりましたね!この間ちょっと見たとき、壁面が少し黄色っぽいのが気になりましたが>_< 長く愛され続けて欲しいものです。
(そうそう、札幌市民交流プラザの劇場hitaruの5分前の合図は、時計台の鐘の音なんですよ。)
改めて聴くと、良い放送だったなぁと思うし、ニヤニヤしちゃいました。
明日は、浅沼さんのコンサートの撮影を仰せつかっておりまして、
アマチュアカメラマンですが、ちょっと撮影してきます!
はぁ、またぜひお招きしたいー!