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  • 執筆者の写真natsukonext

アーカイブ20180201スキドコのラジオ

4回目の放送「スキドコのラジオ」です。ラジオを初めてから、

前にも増して1週間が早いのなんの...あっという間にまた木曜日だよ...という感じです。


4回目のゲストは、札幌大谷大学の講師でありアーティストでもある小町谷 圭(こまちや けい)さんでした!

毎度そうですが、こうしてゴリっとお話することって日常なかなかないので、貴重な時間だなぁと思います。

いつも素敵なお兄さん的な小町谷さんですが、アーティストとしての一面についてお話を聞けたのもすごく嬉しかった。

北国の人じゃないからこその視点や発見から動き出した、つららをテーマにしたプロジェクト「ツララボ」や、2月3日(木)からスタートする「さっぽろ垂氷まつり」の始まりのお話も、新しい発見があると思います。


小町谷さんが10の質問で答えてくれた、

今までの作品の中で、一番記憶に残っている、面白かった作品は?という質問で答えてくれた、「エンドレスTV」という作品。

いろいろ調べてきたのですが、本当にちょびっとしか情報出てこなかった...

「さよならアナログ放送」という企画の1つが小町谷さんの作品になっていました。


その企画の冒頭文がこちら。

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この日とうとうアナログ放送が終わる。この日を境い目にテレビ画面は砂嵐しか写さないという現実を僕は受け止めることができるのだろうか?この耐え難い現実をひとりで過ごさないために、みんなとテレビが砂嵐になる瞬間を見たいと思った。いわば、アナログ放送のお葬式である。

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面白いなぁ...

アートだけではないけど、こういうセンスというか、発想というか、コンセプトの面白さに出会えて、ちょっと笑えたり、ぐっときたり、確かに!と納得したり、

目のつけどころがギャッと冴えてる、コンセプトを伴う作品がすごく好きです。

アナログ放送が終わったのって、2011年の7月...もうそんなに経つんですね。

地デジ化にチデジカってキャラがいましたね...そういえば。



ー1曲目 Steve Reich: Piano Phase

この曲はなんと20分くらいある。

スティーブ・ライヒというミュージシャンが作曲した12音だけを使った曲。

2つのピアノが同じフレーズを並走して弾くんだけど、

ちょっとずつちょっとずつフレーズがずれていくことで、全く違う曲になっていきます。

スティーブ・ライヒが最初に発表した際は、あらかじめ録音したものにピアノを重ねて演奏したらしいです。

めちゃ長いし、最初は2分くらいなにも変わらないのですが、変化していくのがわかると、おぉ!となる。

小町谷さんの、このPiano Phaseをダンスに採用したって話は面白かった!見てみたい!


小町谷さんは、これを聴きながら仕事をするっていうので、今、これを聴きながら

ブログを書いております!確かに追われる感はある(笑)



ー2曲目(?) Icicle music


2曲目ってほどじゃないんだけど、つららを使って音楽をやりたいって話を

小町谷さんとの打ち合わせでしていたら、このyoutubeを見つけてきてくれました。

80回しか再生されていないこの「Icicle music」まさか、札幌でシェアされているとは

思っていないだろうな〜笑

このすごく素朴な音、しかも一度きりの音がなんとも言えないですね。

ほんとここ数年で自分にとっての「音楽」のフィールドがどかーんと広がった。

5年前の私だったら音楽とは思ってなかったと思うもん。


来年は、つらら楽器にチャレンジかなぁ...

来週までに録音出来る可能性があれば、チャレンジしてみよう笑


ー3曲目 Terje Isungset & Lena Nymark. Glacier recording 2014.

そして、最後はこの曲。

ノルウェー出身のICE MUSIC奏者、Terje Isungset(テリエ・イースングセット)氏の

「A Glimpse of Light」です。

私がまだ星野リゾート・トマムにいたとき、冬の企画である「アイスビレッジ」という氷の街のイベントにご招待したかったアーティスト。

当時はお金がなくて招致出来なかったんだけど、数年前に呼んでいることをイベント後に知りショックを受けたのを思い出します笑


氷琴や、氷のハープ、氷のトロンボーンやギターなど、

氷を使って楽器を作るアーティスト。

氷によって奏でられる音が本当に素敵で、いつか一緒にお仕事したいと思っています!




さて、後半のお話では、「さっぽろ垂氷まつり」のお話になりました。

2月3日(土)からスタートする、つららをテーマにしたイベントです。

小町谷さんのお話にありますが、

北海道大学で雪の研究をした、中谷宇吉郎先生の存在や活動をヒントにして、雪国特有の物体である「つらら」をテーマにした、たくさんの切り口で活動をしています。


ぜひ、2月3日(土)〜2月12日(月・祝)10:00〜18:00まで無料で展示を見られます。※5日(月)はお休み

「さっぽろ垂氷まつり」を見ると、日常で出会っているはずのつららがある風景も、少し変わって見えるので、ぜひお越しください^^

めっちゃつららに敏感になります笑



そして、来週2月8日の放送は、

「さっぽろ垂氷まつり」スペシャルということで、

いつも(といってもまだ4回だけど...)と違うスタイルで、展開してみようと思います。

どんな内容にしようか、現在練っているところです!

ぜひ楽しみにしていてください。


「つららの思い出」集めたいなと思ってます〜。


この日は、変に緊張していて、うまく曲をかけられなかったり、

違うボリュームをあげてて違う曲がかかっちゃったりと、

踏んだり蹴ったり放送...。アーカイブは少し編集してあるからいいけど...

この日の放送後は凹みながら、そしてリスナーさんのツイッターコメントに励まされながらの夜でしたT_T

丁寧に、思いを乗せてちゃんとお届け出来るように...

深澤さんには、「聴いてくれている、たくさんの見えないゲストがいるからね、それを忘れないようにね」と激励をいただきました。毎回聴いてくれて、感想をくれる深澤さんにも大感謝なのです。本当にありがたい。

来週も頑張ります!

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